よく使うTeXコマンドメモ01

数式を書くときのコマンド
とりあえずのメモ

1,equation

\begin{equation}
<---->
\label{eq-1}
\end{equation}

基本的なコマンド.<---->の部分に式を書き込めば,

のように表示できる.ちなみにこれはEinstein eq.
自動で式番号が入り,\labelは式に名前をつけます.

式\ref{eq-1}より・・・

みたいに書けば,

式1.26より・・・

と印字されます.

2,array

\begin{equation}
g_{\mu \nu}=\eta_{\mu \nu} \equiv \left(
\begin{array}{cccc}
-1 & 0 & 0 & 0 \\
0 & 1 & 0 & 0 \\
0 & 0 & 1 & 0 \\
0 & 0 & 0 & 0 \\
\end{array}\right)
\end{equation}


equation環境の中でつかいます.主に行列みたいなものを書きたいときに.
ちなみにミンコフスキー計量.
&で区切り\\で行換え.{cccc}は4列作ることと,文字を中心に置くしるし.
{ccc}なら3列のものが作れ,rは右揃え,lは左揃えの意味.
式番号やラベルはeqation環境と当然同じになります.

3,eqnarray

\begin{eqnarray}
--- & --- \nonumber \\
& ---
\end{eqnarray}


膨張宇宙のボルツマン方程式.(詳しくはModern Cosmology参照)
equation + array みたいな印象を持ってます.
似た式はarrayでも作れますが,文字の縦幅が狭くなるので複雑な式にはこちらの方がいいかと.
きっとarrayでもきれいに表示する技はあるんでしょうけど.
まあ,私はまだこれを上手く使いこなせていないんですが.
式番号が1行ごとにつけられます.いらないときは\nonumber.
注意は最後の行には\\を置かないこと.置くと余計な式番号が追加されます.


これ以外にもあると思いますが,私が使ってるのはこれだけ.
とりあえずは,論文として形になりそうなものは作れています.
一度他人の論文の.texファイル見てみたいですね.
でも,結局は似たような書き方になるんですかね?
それぞれの特徴なんかがあると面白そうですが.

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