卒研-4 ~首都大見学~

首都大理工学研究科の説明会に参加しました。
そして、お目当ての高エネルギー理論の研究室(ケトフさん)で少し話を聞くことができました。
私が今いる研究室のボスもいっていたことですが、一番強調していたのは超弦は難しいよってことです。なんとこの研究室でストレートに超弦・M理論で論文を書いたのはマスターが一人だけ。物理理論の数学に興味を持ち強い意志を持った人が欲しいとのこと。ただ、能力については、院試で上位5〜7位くらいに入ってないと"waste of time"とのこと。きっと首都大物理の中では一番入るの難しいんでしょうね。さらに、超弦で職を得るのは難しいとも言ってました。考えてみれば、私のボスも超弦の専門家ではまったくもってないし、それなりの大学(院)にしか専門家はいませんからね。企業が超弦の専門家を欲しがるとはあまり思えませんし、あったとしても仕事は超弦とは関係ない分野でしょうからね。

博士課程に進むか修士卒で就職するか、そもそも超弦をやると決めたわけでも、宇宙や素粒子をやると確定したわけでもないのですが、いずれにしても「職」について意識していかないと後々困ったことになりそうです。


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